こだわりの一品

アウトドア関係、すべてお断りしている私ですが、べつに食わず嫌い、ってわけじゃないです。サーフィンだのキャンプだの山のぼりだの、やってみたけどね、it's not my cup of teaってやつですか。わ〜英語だわい。
べつに爪をながくしてたり、メイクなしで人前にでたくないとか、あの、フアッションがどうも、とかじゃありません。インドアのほうが好きなだけです。
アメリカには、一人で川でつりをする、あるいは.ハンティングにでかける男、のイメージ「ヲタ」がたくさんいるようで、これって、アメリカ女の「ビクトリアンヲタ」とおなじなんでしょうね。はるかむかしに縁をきったはずのイギリスのおとーさんに思いをよせて、とかで。で、私は、どっちも遠くから眺めてるだけですが。
先日こんなものを手に入れ、フィルソンの世界を知りました。カタログの表紙にかいてあるように、アメリカンスポーツマンです。この場合、スポーツは野球ゴルフのたぐいでなく、もちろん、ハンティング、フィッシングです。珍しいのは、女物、子供ものカテゴリーがない!薄い、軽い、安いものがない!色の種類がほとんどない!ほとんどカーキ色のバリエーションで、一つ色がついてるものといったら、ハンティングのときシカと間違ってうたれないように、のオレンジ帽子ぐらいです。そして、それらを着用しているモデルの写真、みんな孤独な男ふうです。
最後のほうにでてくるお財布るいのページを見ると、あの、アメリカ人の大好きな、家族の写真がはいってませんよ。たいへ〜ん。釣った魚の写真、射止めた鹿の写真、免許証、クレジットカード、20ドル札数枚。
飲み物はシングルモルトウイスキー、サラダなんて女のたべもの、オートマの車なんて絶対に運転しないんでしょうね。