桜餅

まったく、箱船の用意でもしなくちゃならないか、ってほど雨がふりつづき、いっそアリゾナへでも引っ越しちゃうか、と思ってた矢先、ぽっかりと、いい天気になった。いっぺんに咲きそろわなかったゴールデンパークの桜、まだ、八部咲きなんてのもあり、ちょっと遠回りしてお花見がてら、公園の中を走ってみた。カリフォルニアっぽく、一重も、八重も、林檎の花も、バラの花も、なんか好きなときに咲いてるようです。で、そんな中走りながら目についたのは、すでに葉っぱがでている桜。あれ、塩漬けにすれば、桜餅?
その夜、旦那とふたりで自転車にのって、申し訳ないんですが、10枚ほど摘んできました。ほとんど人の通らない(と思う)谷間なので、ゆるしてね。税金も払ってるし。
あとで、インターネットでみたら、食べられる種類は一種類だけで、あとはかたくてダメらしい。まあいいんだ、私、葉っぱ食べないから。
漬けながら気がついたんですが、この香り、ア−モンドだよ。食用プラムの花が満開になるとアーモンドの香りがするのは数年前に気がついたんだけど、これも、アーモンド。梅もそうなんだろうか。じゃ、アーモンドって桜と「家族」なんでしょうかね。梅やすもも、桜ときて、急に「アーモンド」ってね、遠い親戚とか?
さくらもち〜っと楽しみにしてたのに、これ、一年ほど漬けないと食べられないらしい。しかも、朝の遠回りジョグと、夜の自転車の疲れは脚ではなく、背中。背中が、きくきくしているぜー。

自転車の「危険な乗り方」っていうと中国サーカスの皿回しをしながら前、後ろ、横、肩車なんかしてるのを想像してしまいます。